当たり前と、当たり前。
- 2018.12.02
- 夫婦ふたりごと
育った環境が違うから
結婚して、家族になって、地元関西を離れて一緒に暮らすようになって、
結婚当初、実は私めっっちゃめーーっっちゃ
ストレス抱えてました
夫の豆太郎意外にも、ルームシェアして一緒に暮らした友達もいたし、同棲した人もいたけれど、当時はしっかり部屋を分けていたり自分自身フルタイムで仕事をしたり、飲みに行ったりして家にいる事ってほとんど無かったんです。
家の役割は【寝る場所の確保】【服やカバンの保管場所】【お風呂に入る場所】という感じでした。
そう、ほとんど家に居なかった。笑
しかし、結婚をして、仕事を辞めて、地元では関西を離れて中国地方に引っ越して、豆太郎と一緒に暮らすようになってからお互いの今まで当たり前 があまりにも違い過ぎて、居心地が悪いと感じてしまった時期がありました。
今までの当たり前
今までの【当たり前】は、お互いの育ってきた環境に作られたものです。頭では分かってるんですよ、頭では、ね。
そりゃ育ってきた環境が違うんやから、当たり前なんて人それぞれやろって
頭では分かってるんです。
でも今まで自分の当たり前にどっぷり浸って暮らしてきて、家族になったとはいえ違う環境で育ってきた人と一緒に暮らすわけです。しかも慣れない土地で。
『豆太郎にとっての当たり前になれるように頑張りたいなぁ』
『合わせれる所は合わせていこう』
そんな風に最初は思っていました。
少しずつ溜まるストレス
毎日仕事を頑張って帰ってくる豆太郎。自分は今仕事をしていないから、家の事は出来るだけ私がやろうと、張り切って家事をしていました。
ですが…
豆太郎と私の気になる場所、こだわる部分が全く違うんです。
最初は『あっごめんごめん!』って軽く流せていたんですが。
塵も積もれば山となる。
さぁ、爆発だ( ^∀^)!
なんかなぁーーーーー
なんかモヤモヤするなぁーーーー。
そんな気持ちで過ごしていたある日。
ブチっっ
私の中で我慢の限界が訪れました。
その時の気持ちを一言ではなかなか表すことが難しくて。
自分なりに頑張っていた家事を豆太郎に認めてもらえない虚しさ。悲しさ。何をしても空回りしているように感じてしまう悔しさ。
そんな気持ちが少しずつ積み重なって、富士山級のモヤモヤした塊が胸の中に出来上がってしまっていました。
今まで思っていたけど、我慢していた気持ちが次から次に口から溢れてきてダダ漏れ。
わーわー話している間『あれ?ウチ今何行ってるんやろ?』て思うくらい文章になっていなくて、ただただ気持ちだけ垂れ流して豆太郎にぶつけてしまいました。
そんな私に豆太郎は
と言ったのです。
話さないと分からない
そう、話さないと分からないんです。相手がどう思ってるか、どういうつもりで話しているのか。
【当たり前】なんですけど、話さないと分からないんです
でもそんな当たり前にも気付かないくらいに新しい生活に慣れることに必死で、気付けば自分一人で溜め込んで勝手に爆発しちゃったんです。
反省。
ぶつかり合って、重なり合って。
この出来事があってから『当たり前ってなんだろな。』って考えるようになりました。
意味だけ調べたら、誰が考えてもそうであるべきだと思うことって書いてました。でも自分にとっての当たり前が、他人にとっては意味のわからない事って沢山あると思います。
『だって関西で育ったらやったら関西弁話すのは当たり前やけど、東京で育ったら関西弁話すのは当たり前じゃないやんな?きっと食べ物だって違うやんな?』
そう思うのです。
2人の当たり前
豆太郎と結婚をして一緒に暮らすようになったから、今まであまり考えなかった【当たり前】について考えることが出来ました。
豆太郎、ありがと。
もしも結婚することがなかったら、地元を離れて生活することがなかったらこんなこと、ちゃんと考えなかったと思います。
一緒に暮らしていく中で、あーだこーだと言い合ったり、ここはまぁいっかって妥協したり、あ!これ一緒やねって共感したり
結婚して約一年経った今、まだまだ未熟なところはあるけれど2人の当たり前が、少しずつ出来ているように思います。
まだまだ新米夫婦。これからもよろしくね。
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